2008年最後の日は、急遽雪が舞う新潟へ。
その日のうちに真っ白な空間から都内に帰ってきたら、雪に
包まれた世界の静けさを実感。
Yの実家では犬と遊んだり、家族でじっくり話したり...。
今までは自分がいかに楽しく人生を過ごせるか、ということ
ばかり考えていたけれど、家族が増えていくたびに少しずつ
気持ちが変化してきた。
「二人が仲良くしてくれることがすごく幸せ」といってくれる
両親に初孫の顔を見せられるのはとっても嬉しい。
静かに過ごすお正月は、いつもよりもなおさらお腹で元気に
動いている心臓を感じた。もう小さな耳が聴こえはじめる頃。
私の鼓動や血液の流れる音を一番近くで聴いている人。
これからたくさんの音の中に産まれるまで、安心してころころ
していてほしいなあ。
つぎつぎに過ぎ去る情報の中ではなく、自然や本物だと感じる
時間の中で過ごすことは、自分の一番シンプルな感情に戻る
ことを助けてくれる。荷物もどんどん軽くしよう、と思える。
自分で知識を蓄えることはとても大事だけど、為になる
とか、役に立つとか、便利なことを教えてくれる人に
なるよりも、一緒に過ごしたときにおおー!という時間や
ほわーんとなる時間を共有できる人になれたらいいと思う。
私が「素敵だなあ」と思える人は大抵子どもみたいな部分を
もっていたりする。
子どもを守りつつ、自分も子どもみたいに泣いたり甘えたり
できる場所を大切にしていきたい。誰かの心臓の音や大切な
人の言葉には嘘がない。でもそれを聴くためには、しっかり
自分の素直な気持ちも伝えていかなくては。
今日からもうひとつの実家へ。甥っ子姪っ子の元気な姿&
親戚・友人との久々の再会が楽しみ。
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