子育てをしていると、日々のこどもの成長に驚くとともに「こども
にとってのあたりまえ」が猫の目のようにコロコロと変わっていく
ことにも驚きます。
大人になるとある程度好きなことと嫌いなことが決まっていて
何かを選ぶ基準も定まっているので、その感覚でこどもと接して
いると見逃してしまうことがたくさんあります。
「この子はこれが好きでこれは嫌い」と思い込んでしまうと、本当に
こどもの好きなことに気付いてあげられなくなってしまう恐れが。
昨日、息子が今まで大嫌いだった哺乳瓶で突然ごくごくミルクを
飲み...今朝も、今までは嫌な顔をしていたリンゴの果汁を普通の顔で
ごっくん。好きな遊びもどんどん変わっています。
そんな変化が自分のまわりに溢れていることに少しはっとし、
自分が今の自分に慣れてしまっているだけで、本当は変わりたいと
思えばこどものようにいくらでも変われるのかもしれない。
時が経てば自分にとって当たり前だったことは当たり前でなくなる。
そのことを受け入れられるよう、謙虚で、寛容で、臨機応変であるよう
に努めなければ。
と同時に、自分の信念や願望・目標に対しては、ちょっと頑固なくらい
1本まっすぐ貫けるようにしたい。
と思いました。
我が家の植木鉢がしっくりきたみたいで、毎日ここで寝ています。
猫も季節ごとに気持ちのいい場所を探して歩き回っているとは知りま
せんでした。近所の川にいた鴨たちは南に飛び立っていきました。
あらゆる生き物が変化に対応ながら生きているのですね。
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