今週さっそく家に関する第1回目の打ち合わせがありました。
来てくださったのは住宅会社「天然住宅」で建築・建材を担当している
「素材工房」のお二方、吉澤さんと西澤さん。
初めてお会いした時からすっかり彼らの人柄に惚れ込んでしまった私たち。
長野県出身なのに、なぜか関西弁と広島弁が混ざったような話し方の西澤さんは、
「表面だけ輸入ものの無垢材を使った化学物質だらけの家なんてニセじゃい!
有機野菜を食べてても、家から化学物質を吸い込んでたらイカン。」と言い放つ、
職人気質のおじちゃん。一方吉澤さんは、剛胆な西澤さんをフォローしつつ
柔らかい物腰で丁寧に色々説明してくださる、仏さまのような方。
今回は大まかな予算と間取り、私たちがどうしても家に設置したい物などについて
話し合いました。私たちの希望は...
・食器棚、下駄箱、クローゼットを木材で作ってもらう
・ペレットストーブの設置
・雨水タンクの設置
・簡単なロングボードラックの設置
などなど。
何せ予算に限りがあるので、ひとまずは必要最低限の物だけ揃えるつもりです。
庭作り、植栽、畑作りなどは今後の人生の楽しみに。
デザインや家具よりも家の基礎や構造にこだわって造る家。
基礎、金物、屋根材、木材、配管、建具、断熱材、塗装、電磁波対策に至るまで
昔から受け継がれてきた職人技術で、人体に害のない素材のみを使用して、
光熱費のかからない家を建ててもらえるなんて、本当に素晴らしいことです。
話し合いの後は、持参してくださった日本酒を男衆で酌み交わしながら雑談。
そんな人と人の繋がりは、大手住宅メーカーに頼んでいたらできなかったはず。
小さい頃、親戚の大工のおじさんが我が家を建て直してくれたとき、現場で母と
大工さんたちがお茶を飲みながら楽しそうに話していたのを思い出しました。
建築中も、完成後も、そんな風に家を通じて職人さんや建築会社の方たちとの
絆を強めていける...。息子に「あのおじちゃんたちがウチを作ってくれたんだよ」
と話せる...。それが何よりもうれしいことです。
「畑がついてるエコアパートをつくろう」の部屋。
木材の雰囲気はこんな感じになりそうです。
灯油に比べるとほとんど二酸化炭素を出さないペレットストーブ。
燃料は間伐材や林地残材。
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