ふと滞在中にYが撮った写真を見ていたら、心に残るものが
いくつかあったので。
ここでの暮らしを通じていろんなことを体験し、
いろんなことを学びました。
人とのかかわり方。
命のこと。
日々の暮らし方。
海と同じくらい気に入った場所は、我が家の庭。
そして父のいとこであるおじさんの家。
息子に何も与えなくとも、この大きな庭に宝物が
たくさんありました。
最後の晩餐は、手作りの東屋で。
火をおこし、手作りの道具でつくるごはん。
この場所にはいろんな思い出が詰まっています。
蓬餅は本当にやさしい味がしました。
自分の手で何かをつくること。
こどもの日のために作った灰汁巻(あくまき)。
ずっと使われてきた道具って、なんていとおしいんだろう。
大切にものを使うこと、伝えていかなくちゃ。
命。
授ける。授かる。捧げる。はぐくむ。
命が消えそうなとき、庭に植えた紫陽花。
いつか花を咲かせてくれますように。
おわりとはじまり。
たくさんの命が今日も消え、うまれている。
この1ヶ月は私とYの絆を深め、私たちの心にこれからの人生
に影響を与えるであろうたくさんの種をまいてくれました。
ここに来なかったら、私たちの人とのかかわり方、命との
かかわり方、生活の在り方はもっと淡白なもので終わって
いたかもしれません。
今日も笑顔で一日を終えられたこと。いろんな人に感謝。
最近のコメント