先日息子とふたりで近所のお祭りに行ったら、金魚すくいの
お店が。
立ち止まると息子は金魚に興味津々。
「やってみる?」
「うん」
「おうちにもってかえりたい?」
「うん」
「どれがいい?」
「あかいの」
そして息子のリクエスト通り、小さな赤い金魚、そして
私が気に入った白い金魚をすくいました。
少し迷いましたが、結局金魚を持って帰ることにしました。
そして急いで近所のホームセンターで金魚鉢と水草と
えさを買い、金魚を入れました。
「金魚、なんていう名前にしようか」
「あかちゃん」
「赤いからあかちゃんかー。いいねえ」
息子は嬉しそうに金魚鉢を覗いていいました。
「あかちゃん、おやすみー」
次の日起きると、Yが悲しそうな顔で一言。
「あかちゃんとしろちゃん、死んじゃった」
立派な水槽じゃないから、長生きは無理かもしれないと
思っていたけれど...
なんだかとてもショックでした。
やっぱり飼うんじゃなかったのかな。
息子に金魚が死んじゃったことを告げると...
「あかちゃん死んじゃったから動かないね」
「あしたはうごく?」
「明日も動かないよ。死んじゃったらもう動かないの」
「あしたはうごく?」
「...金魚さん、麓のところにいっちゃったんだよ」
なんとなく、死んだら動かなくなる、ということが
分かったようでした。
「きんぎょさんに、なむなむする」
息子とふたりで、麓と金魚にお線香をあげました。
Yと息子を見送った後、金魚を土に埋めました。
私には死の影がまとわりついているのではないか、なんて
暗い考えが過ります。
なんとなく金魚を埋めた手に、魚の死骸の臭いが染み込んでいる
ような気がして、鼻を近づけてみたけど、何もにおいませんでした。
部屋に残った金魚鉢。
麓を宿した季節が過ぎて行きます。
今日も太陽が眩しかったな。
だしをとって、ひじきを煮たら、少し元気になりました。
お店が。
立ち止まると息子は金魚に興味津々。
「やってみる?」
「うん」
「おうちにもってかえりたい?」
「うん」
「どれがいい?」
「あかいの」
そして息子のリクエスト通り、小さな赤い金魚、そして
私が気に入った白い金魚をすくいました。
少し迷いましたが、結局金魚を持って帰ることにしました。
そして急いで近所のホームセンターで金魚鉢と水草と
えさを買い、金魚を入れました。
「金魚、なんていう名前にしようか」
「あかちゃん」
「赤いからあかちゃんかー。いいねえ」
息子は嬉しそうに金魚鉢を覗いていいました。
「あかちゃん、おやすみー」
次の日起きると、Yが悲しそうな顔で一言。
「あかちゃんとしろちゃん、死んじゃった」
立派な水槽じゃないから、長生きは無理かもしれないと
思っていたけれど...
なんだかとてもショックでした。
やっぱり飼うんじゃなかったのかな。
息子に金魚が死んじゃったことを告げると...
「あかちゃん死んじゃったから動かないね」
「あしたはうごく?」
「明日も動かないよ。死んじゃったらもう動かないの」
「あしたはうごく?」
「...金魚さん、麓のところにいっちゃったんだよ」
なんとなく、死んだら動かなくなる、ということが
分かったようでした。
「きんぎょさんに、なむなむする」
息子とふたりで、麓と金魚にお線香をあげました。
Yと息子を見送った後、金魚を土に埋めました。
私には死の影がまとわりついているのではないか、なんて
暗い考えが過ります。
なんとなく金魚を埋めた手に、魚の死骸の臭いが染み込んでいる
ような気がして、鼻を近づけてみたけど、何もにおいませんでした。
部屋に残った金魚鉢。
麓を宿した季節が過ぎて行きます。
今日も太陽が眩しかったな。
だしをとって、ひじきを煮たら、少し元気になりました。
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