夏のような陽射しの下、海は大荒れ頭オーバー。遠くから
大きなウネリが次々に押し寄せる。超上級者だけが乗り
こなせる波にみとれながら、海沿いの散歩。
チョコをあげるのもよいけれど...今年はなんといっても自分の
お腹にも男の子がいるのだから...と理由をつけて、3人で
ケーキをもぐもぐ...。
大切な人に大切な思いを伝える日。
これまでたくさんの人と出会って、たくさんの思いを抱いて、
やっと「なんとかたどり着けた感」がある今。
過去を振り返ると、すごく自分中心だったり、相手のことを
きちんと考えていなかったり、人に自分のことを正直に
打ち明けなかったり...。もう二度と会わないような人に対して
果たして誠実でいられたか?という問いに対してYES、と
言えない。
でもそういう失敗や苦い思いを味わったからこそ、の今。
自分の欲を満たしたり、相手に自分の思いを押し付けたり
しなくても、安心できるようになってきた。
最近出産後の夫婦仲について、いくつかの話を聞く機会
があり...。こどもができることによって、より愛情が深まる
ふたりもいるけれど、こどもに愛が傾きすぎて相手への思いが
疎かになるふたりも意外に多いみたいだ。もしくは、妻と
こどものあまりに深い結びつきに、夫が寂しさを感じて
家庭以外の場所に安心を求めるようになったり...などなど。
そもそもふたりいないとこどもはできないわけで...。それと
同じようにこどもがハッピーに育つためにもふたりの愛が
必要なはず。と、分かっていても長い年月の間には想像を
越えたいろんな障害が現れるのだろうな。
いつかはこどもが家を出て、ふたりに戻る日がくる。
まだ何十年も先の話だけど、そのときハッピーに暮らせる
かどうか?は、今とこれからの過ごし方次第。
些細な出来事やひとことで心がすれ違ったり、何かが
一度に崩れてしまったり、というふたりが世の中にたくさん
いる。毎日起こるひとつひとつのやりとりが、大袈裟だけど
「運命の選択」かもしれない。
こどもだけじゃなくて、親になった大人にも甘える場所
が必要。いろいろ溜め込まず、ときどきこどもに戻れる
ような場所を家の中でも、フィールドでも、一緒に過ごせ
たらすごくいいと思う。帰ってきたらホッと安心できる、
蚕の繭みたいな場所を、いつでも家族に開放できたら...。
そう簡単にはいかないことだろうけれど、今考えている
ことや心の内側を常に伝えられる状態は保っておきたい。
「愛を続かせるには愛について語らないことだ」という
方もいて、そうかもしれない、と思いますが、今日は
バレンタインなので珍しくこんな話題になりました。
出産に限らず、何かを人生の+αにできるかどうかは
同じような取り組みなのかも。
Zach (from ALO) and Jack in Waikiki /
Girl I Wanna Lay You Down
Joes'のふたりはすごーく長い間お互いを知っていて、三人になってもすごく仲良しで、私の知る中でone of the best couplesだよ!
理不尽で不安定な心の動きも受けとめてくれる人がいるって素晴らしく幸せだね。どんなに小さいことでも自分の気持ちを伝えることはとっても大切なんだね。そんな素敵なふたりの夫婦トークを今度聞かせてね〜。
投稿情報: miho | 2009/02/16 00:44
みほっちは出産後に私があたふたして気付いた事や考えた事を出産前から色々調べたり考えたりしていてとっても感心してるよ!すばらしいね。
今思い出しても初の産後の精神状態(特に母乳の頃)はかなり不安定だったから夫の理解+協力には本当に感謝してる。うまくいかない時も多いけど、お互いのおもいやり&コミュニケーションは欠かしてはいけないなとつくづく感じる毎日:-)
投稿情報: kozue | 2009/02/15 22:39