ときどき覗くもののひとつ、大学生の頃よく聴いていた
Cibo Mattoのひとりであるハトリ・ミホさんのブログで紹介
されていた一冊の本 ー「お産のイメジェリー」になんだか
ピンときて早速注文。
お産のイメジェリー 心の出産準備 カール・ジョーンズ著
お産についてのマニュアルっぽい本は、なるべく避けていた
のですが、この本はむしろそんなマニュアルを打ち破るパワー
に満ち溢れた一冊。ズバリ本の中には「お産に大切なのは
固定概念を捨てること」というような一文も。
現代のお産は西洋医学に頼ることが多くなったために、
「痛くて辛いもの」「病気のようなもの」というイメージを
もつ妊婦が増えているそう。出産を目前に控えた妊婦は
誰でも不安や心配事を抱えていて、それが増大すればするほど
難産に繋がり、お産が長期化する傾向にあるとのこと。
不安→緊張→痛み
という連鎖を断ち切るために不可欠なのはリラックスした
心と体。つまり、リラックスが最短時間&最小の不快感で
あかちゃんの通り道を開くためのカギになる。
そして最近ようやく、お産が「自然な行為」であると再認識
し、ヨガ・禅・東洋医学的な観点から、体をコントロールする
ために必要な「心の力」でお産を乗り切ることが注目され
はじめている。
そんな「心の力」を準備するために、この本で紹介されている
のは、「イメジェリー」=出産をvisualizeすること。
スポーツや夢の実現において、かなりの効果があると実証されて
いる瞑想やイメージトレーニングが、出産でもかなりの効果を
あげるらしい。
でも、初めての大きな陣痛を迎えた時、いきなり瞑想をはじめる
のは至難の業。なので、妊娠中から毎日ほんの少しでも時間を作り
「自分が最もリラックスできるイメージ」、「自分の望む出産」、
「出産がうまくいく場面」をvisualizeしておくことが重要。
さっそく数日前から、自分に合ったリラックス方法を選んで
体と心の準備開始。無意識にいろいろイメージしてみたら、
自然に「ハワイ」「海」「波」「サーフィン」が...。
スムーズな出産場面ではなぜか「クラゲの幼生」と「蜘蛛」
の登場。かなり興味深い瞑想になった。
本の中でも陣痛が波に例えられていたり、海のイメジェリーが
いくつか紹介されていたりして、心と体で波や海を直接感じる
経験をしていてよかったなー、と改めて感じた。
イメジェリー以外についてもかなり興味深い記述が盛り沢山!
長くなりそうなので次のエントリーへ続く...。
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