先日、またまた甥っ子姪っ子とともに歩きました。今回はハイキング
ではなくビーチウォーキング。
小動岬を目指して歩こう!ということだったのですが、結果的に岬には
辿り着けないままタイムアップとなり引き返してきました。
いやはや、こどもって本当におもしろい。
大人だと「ココまで行こう」というとき、ひたすら目的地を目指して
到達したことに喜びを覚えることが多いと思うのですが、こどもに
とっては目的地がどこだろうが関係ないんですね。その子にもよるかも
しれないけど...。ただただ興味をひかれたものに吸い込まれていくので
全然すすまなくてもおかまいなし。目の前のものにキラキラ目を輝かせて
いました。
近所で見慣れたはずの風景なのに、「こんなところがあったのか」と
発見がいっぱいありました。目線を変えることって簡単そうで難しい。
帰る頃には途中で拾い集めた流木や海藻を両手いっぱいに持っていた
甥っ子と姪っ子。たくさん歩いたことより、途中で見つけた秘密の穴
や岩場の湧き水のことが胸に残っているのだろうな。
到達地点よりも経過、頂上よりも頂上への辿り着き方。
山登りやサーフィンもそう。本当に楽しんでる人は標高や波の大きさ
にとらわれず、ルートやラインにこだわっているのかもしれません。
これからこどもと接するときに、resultにとらわれずprocessを見るように
したいです。学校の試験や受験なんてまさにresult重視。家族にまで結果
で判断されたらこどもは大変、きっとつらいはずです。
そう思えたのも甥っ子&姪っ子のおかげ。
自分が知っている、分かっていると思い込んでいることをリセットする
ためにも、ときどきこどもと行動するのはすごくいい体験です。企業の
社員研修とかトレーニングを、近所の幼稚園生とか小学生と一緒に
やったら面白い発見があるだろうなあ。
ウォーキング中に頭をよぎったのはこんな曲...。
胸がドキドキ/ザ・ハイロウズ
子どものころにわかりかけてたことが
大人になってわからないまま
かっこいいかはわからないけど
おさえきれない夢をみたんだ
作戦たててじっと待つより
子どものままでぶつかってゆく
宇宙の果てに旗を立てたとしても
宇宙の謎はわからないまま
えらくもないし
りっぱでもない
わかってるのは胸のドキドキ
答えでもない本当でもない
信じてるのは胸のドキドキ
胸のドキドキだけ
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