最近家に新しくて、古いものたちが仲間入りしました。
梅干し作りに成功したYが、冬は味噌を作る、ということで
味噌作りに必要な道具を揃えました。
病で倒れるまで、一生使い続けられたら何よりです。
無造作に滴るような青緑色が気に入っています。
これで大豆をつぶします。
そして主役は、味噌樽。
我が家と同じ、天然杉の手作りです。うーん、立派!
はじめから上手くはいかないかもしれませんが、毎年
我が家の味噌の味を追求していけたらいいな、と思います。
食べ物はスーパーからくるわけじゃないってこと、息子に
身を以て教えたいのです。
そしてとてもとても欲しかった、松本民芸家具のラッシチェア。
中古のものを格安で手に入れることができました!
松本民芸家具は、みづめ桜、樺桜、欅など信州産の木材を
主体に作られています。生のままの木を使って加工すると
「狂い」が出てくる為、少なくとも半年、長いものは3~4年
もの間 自然乾燥をするそうです。
職人達が、手から伝わる感覚と長年の「勘」を頼りに作業し、
製作が分担されても、最終的に仕上げをするのは一人。
そのため一つ一つの商品には製作者の『名』が彫られています。
木肌を塗装で固めてしまう一般的な家具の塗装と異なり、
漆など木が呼吸できるような独自の塗装を行っています。
天然住宅と同じような思想で作られているせいか、我が家に
しっくり馴染んでいます。
何年も何年も使い込んである椅子。譲り受けることが出来たのは
とても幸せです。新しい手仕事の道具を買って、職人を応援する
のもひとつですが、可能であれば古い物を大切に使って、次の
世代にも伝えていきたいです。
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