これまで何冊かの本を読んで、
「死に方を考えることは、生き方を考えることである」
という言葉に納得しました。
自分がどう死にたいか?
望み通りにいく可能性は低いかもしれませんが、
家族に伝えておきたいことのひとつです。
私の生き方のなかで、「死に方」につながるものは、
「医療とどう付き合って生きるか」という問題だと
思います。
癒す心、治る力―自発的治癒とはなにか/アンドルー・ワイル
いのちのために、いのちをかけよ/吉村 正
家庭でできる自然療法/東城百合子
医者に殺されない47の心得/近藤誠
全く異なる4冊の本から、これはいいなと思うことを
集めて紡いだら、こうしたいな、が見えてきました。
なるべく自分のからだの力を高めて病気を遠ざけ、
なるべくからだに負担のかからない食事を心がけ、
かといって我慢せず、ときには欲に身を任せ、
なるべく緊張せず、ストレスをためず。
痛みやつらさなどの自覚症状がなければ
まずは自然治癒を目指し、先進医療は最後の手段に。
一番大切なのは心の健康。
自分には治癒力がある、と信じること。
身体を動かし、脳を刺激すること。
なるべく生まれたままに近い姿で生を終えられるよう、
薬漬けになったり、管だらけになるような医療は
受けないようにしたい。
うまくまとまらないけどこんな感じです。
これはそのまま自分の生き方であり、ライフスタイル。
こどもたちの身体に関しては、いざとなったら
やっぱり医学に頼ってしまうと思うのですが、
自分がこういう生活を実践していれば、こどもたちにも
何かが伝わるのだと思います。
近藤誠さんの著書にあった
「がん検診は受けないほうがいい」
というご意見は目から鱗で、確かに昔の人は検診や
気軽に医者に行く習慣がなかったから、家で延命も
せずコロッと死ねたんだろうな、と思います。
がんである、と知ったときの精神的ショックの大きさや
薬の強さ、手術の負担のことなどを考えると、もし
痛みや自覚症状がないなら、何も知らずにいたほうが
幸せに暮らせるような気がします。
最後に、私のリビングウィル。
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もう助からない状態や自力で呼吸できない状態の場合
点滴や薬の投与などの延命治療は必要ありません。
チューブの類は一切つけたくありません。
もしできるなら、家で皆に見守られて命を終えたいです。
2013年3月13日
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