前回の記事で、鹿児島に行くことは怖くない、と
書きましたが、自分の気持ちについてよく考えてみると
やっぱり少し怖いような気がします。
人は大きな悲しみにぶつかった時、時間をかけて
その鋭く悲しい思いの尖った角を丸く削りながら
優しい思い出に書き換えていきます。
でもふとした瞬間に元のままの尖った記憶が
呼び覚まされることがあります。
鹿児島に行ったら、麓を亡くしたときの
とてもリアルな感覚が呼び覚まされるような気がして
少しだけ怖かったりします。
人には言えないような、私と夫だけがあの時共有した
恐怖、不安、悲しみ、そして絶望。
でもそれ以上に、家族や親戚との密な時間や、
麓のくれた命の輝きや、4人の愛に溢れていた家が
待っていると分かっているので、やっぱりあの場所に
戻るのはとても楽しみです。
では、行ってきます!
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