いよいよ今日であかちゃん教室も最終回。
ふたりでおむつ交換とお風呂講習を受けてきた。
あかちゃん人形を使って実際にやってみると、小さい
ながらも結構な重みがある。それだけに、特にお風呂は父親
の手で支えられているほうが安心感があって、皆さんサマに
なっていた。甥っ子や姪っ子のときもそうだったけれど、
お風呂に入っている新生児の極楽顔はたまらなかったな〜と
忘れかけていたことを思い出した。
空いている時間には父親も「妊婦体験スーツ」を着用して、
妊婦の気持ちを体験。
好奇心旺盛過ぎるこのお方は...。
「亀仙人の甲羅みたいだ!すげえ重い!!」と大はしゃぎ
で筋トレしてみたり、寝転がってみたり。まわりの方から
「ねえ見て、あのひと寝てる〜」とクスクス笑われていたの
でした。でも実際の重みを体験して、寝返りをうつ大変さ
とか、中腰体勢の辛さとか、よりわかってくれたみたいです。
講習のあとは、ベテラン助産婦さんによる未来の父親への
助言と実際過去に出産した人のドキュメンタリー上映。
生まれてすぐのあかちゃんは、母親のおなかの中にいた
記憶を持ち続けていて、体内の鼓動・血流に似た音や揺れ
を感じると、急に泣くのをやめて安らかに眠るらしい。
ちょっと驚いたのは、生まれてくるタイミングを決めている
のはあかちゃんだ、という事実。「これから生まれるぞ!」
というときにあかちゃんの脳から母親の脳に信号が送られて、
それを受け取った母親から、今度はあかちゃんのからだに
信号を送り返す。そしてあかちゃんは徐々に自分の頭を
ぴったり産道に合わせていく。
たった5cm前後の産道を時に数十時間かけて、別の世界に
生まれてくる...という、動物としては自然だけど偉大なこと
に、ついついふたりとも感動してしまった。
ひと昔前とは違って、出産も育児も母親まかせではなく、
ふたりでサポートし合うようになったのはいいことだ、と
つくづく思う。自分がどうやって生まれてきたのか、そして
育てられたのか?を知ることはすごく大切なこと。
終了後は「ほんとうに楽しかった!全部参加したかったー」
と一言。これからこどもを持つ計画のある父親の皆さまには
是非参加をおすすめします〜。
そしてYは今シーズン参加する最後のレースに旅立って
いったのでした。
最近のコメント