最近、マタニティライフの記録作りをはじめてみた。きっと
子育てがはじまったらそれどころではなくなってしまうし、
日々のこどもの成長とともに、記憶は薄れていくと思うので。
産んだ痛みを喜びとともに忘れていくように、妊娠中の
出来事も「いわれてみればそうだったー」という感じで
脳の奥の方にしまわれていくのかしら。
また妊娠したときに思い出せるように。そして同じ不安を
抱いた人に少しでも情報を提供できるように。まだまだ
ゴールは遠そうだけどちょっとずつこんな感じで始めて
おります。完成したらどこかで公開できるといいなあ。
妊娠中はじめてのことに戸惑い、友人に借りた本を読んだり
相談したりしたけれど、なんだかんだで一番の情報源に
なったのはインターネットだった気がする。
これまで、ウェブに関わりのある勉強や仕事を多少ながら
してきたにもかかわらず、どうしてもその「圧倒的な便利さ」
を100%受け入れられず、積極的には利用していなかった。
そして今でもどこかでバリアを張っているところがある。
ただ、「自分以外の命を育てる」という初の経験はそれまで
感じたことのない不安や心配を私にもたらしたようで...。
ついつい「他の人はどうだったんだろう??」とネットを通じ
て調べることが増えた。本には載っていないとても個人的な
出来事が集まって、膨大なデータになって提供される。
結局は「ひとそれぞれだから、心配することなかったなぁ〜」
というところに落ち着くのだけれど、自分に近い状況にある
人の意見はとても参考になった。
調べているうちに、ネットを利用している人の中には不安や
心配を抱えている人がとっても多いということを知った。
雑誌や広告で服やモノを選ぶ時は、そのページや作品が
著わしている「ひらめきや表現力」によって心が動く。
雑誌や広告は、商品について決してネガティブな情報を
与えないからこそ、想像力が掻き立てられる。
情報が詰め込まれすぎていたり、便利すぎたりすると
魅力が半減したり...。だからこそ、強烈・贅沢かつシンプル
な表現の仕方をしている雑誌・広告に惹かれることが多い。
逆にネットで何かを調べるときは、ネガティブな部分も
含む、より細かい情報を必要としていることが多い。
そして多くの情報の中から何をどのように選択するかは
受信者次第。雑誌や広告では発信者の心/力/審美眼を重視
しているのに対して、ネットでは受信者の心/力/選択力が
より重要なのでは。...と勝手に推測。
人と人が直接触れ合い、繋がることが一番大切なこと!と
信じつつ、様々なコミュニケーションの在り方に思いを
巡らせ、世に溢れている情報を自分なりにより良い!と
思える場所から受信&ときどき発信していきたい。
最近のコメント