長い暗闇からようやく光が見えかけたとき
わたしのからだにふたたび訪れた奇跡。
とてつもなく大きな不安と喜び。
3度目のことなのに、はじめて経験したように
うれしくて、心配で、あたたかくてしかたない。
麓がつないでくれた命。
麓が生きていたら出会うことのなかった命。
無事に育ち、うまれてくれるよう、毎日祈るばかりです。
「生」のなかには「死」から受け取ったものが
たくさん入っているんだと思います。
私たちも、「死」から受け取ったものをすべて
こどもたちと、その未来に注ぎたい。
吉村正先生のこの言葉が、私を勇気づけてくれます。
「つらいお産をした人はね、その経験を通して
女であることを深めていくことができるんじゃないかと
思いますね。母としてとか、妻としてとか、トータルでね。
そういうお母さんはきっと苦しみや痛みというものに
共感することのできる、素晴らしい女性性をもった方
なんじゃないかと思いますね。」
「2人目ですねー」といわれるたびに切なくなるけれど、
麓が見守ってくれてると信じて、前にすすもうと思います。
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