我が家のインターネット接続が切断されていたため、久々の
更新になってしまいました。やっと復活です!
7月生まれの私は夏が好きなあまり、いつも夏が来る前から
夏が終わる予感を胸に抱いています。そして夏が終わるたびに
どこかに何かを忘れたような感覚におそわれています。
でもこの夏は、仕事で部屋の中に閉じこもることがなく、
朝から日が暮れるまで、夏の光を浴びていられるのがとても
贅沢です。そしてやっぱり、じっとしていられず歩き回って
います!
とうとう臨月に入り、来週以降はいつ産まれてもいい状態。
震災とともに臨月を迎えたあのときが嘘のように穏やかな日々
を過ごしています。その穏やかさを支えてくれているのは、
日本の手仕事や民藝にかかわる時間。
先日は友人と日本民藝館へ行ってきました。
開催中のバーナード・リーチ展も素晴らしかったのですが、
建物の雰囲気、美を見出した柳宗悦、それを受け継ぐ人々の
「眼と心」に改めて感動しました。
日本の手仕事は、「文化的環境問題」ともいわれており、一度
失われたら元に戻すことは大変難しいもの。
手仕事を守り伝えていくことは、日本人が地球環境や人間の心を
健全に保っていくための大事な役割を担っていると感じるように
なりました。
暮らしの中でできること、たくさんありそうです。
「民藝の教科書」
自分が使っているうつわをどんな人が作ったか?が見えるのは
うれしいことです。それによって作り手と使い手の「愛情」と
「愛着」が作品へ吹き込まれるような気がします。
日本人が独自の風土の中で作り上げて来たもの。その美しさ
を知り、伝えていくことで日本に生まれた幸せを感じさせて
くれます。機械的な物よりも自然なものを好む人はきっと
共感できる世界です。ぜひいろんな方に触れて欲しいです。
来週はこの展示を夫と見に行く予定です。
「知ることで見えてくる。見えることで行動できる。」
これは私の産休中のキーワードです。手仕事以外にもそれを
感じる様々な体験ができています。それについてはまた後日...
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