3歳を過ぎてから、息子は毎日50回くらい「なんで?」と
聞きます。
なるべく正しい答えを探して答えるようにして
いますが、10回に1回くらいは
「ママも知らないよ!」
とか
「なんでもかんでもない!」
と答えてしまう忍耐力のない私。
でもこの問答を繰り返しはじめてから、息子の理解力は
確実に上がった気がするのです。
聞いた理由をもとに「自分で考えてみる力」が養われて
いるのかもしれません。
こどもたちが感じているたくさんの「なんで?」を
大人はいつの間にか分かった気になって、疑問を持つことを
やめてしまっています。
自分の考えや生き方を持つこととは、自分の「なんで?」に
しっかりと答えを出すことだと思います。
なんでその服を着ているの?
なんでその食べ物を選んだの?
なんでその家に住んでいるの?
なんでこの椅子を買うの?
この国に伝わる技と材料を使って作られているから。
修理ができて長く使えるから。
美しく機能的で、無駄がないから。
なんでこの人に投票するの?
こどもの未来を最優先に考えているから。
脱原発を訴えているから。
環境への悪影響を最小限にするよう努めているから。
こどもたちの笑顔につながるような答え探し。
いつかこどもたちが自分の生き方を探しはじめる時の
ヒントになるのは、まわりにいた大人たちの生き方
なんだろうなー。
そんなわけで、自分のまわりにあるたくさんのなんで?を
見直している今日この頃です。
なんでこの卵はあんまり黄色くないの?
にわとりのえさに色を鮮やかにするための飼料が
ふくまれていないから。
これが本当の卵の色だよー。
最近のコメント