昨夜、古澤良治郎さんが亡くなったそうです。
今日会社の帰りに携帯でツイッターなどを眺めていたの
ですが、なぜか思いついてmixiを見にいきました。
最近はほとんどmixiを見ていなかったからそれだけでも
不思議なのに、画面をスクロールしていくと、そこには
古澤さんの訃報に関するつぶやきが...mixiで表示
されるつぶやきなんて2〜3件で、表示されている時間
も限られているはずなのに...
導かれたように知った事実。だからというわけではない
けれど、悲しいというより最初に感じたのは「ああ、
やっぱり会えないまま逝ってしまった」という運命の
ようなもの。
古澤さんと初めて出会ったのはいつだったか。高校生の頃
か大学に入ってからか。友人に「スネアの音がすごい
ドラマーのおじいちゃんがいる」と教えてもらい、ライブ
を見にいったのがきっかけだったかな。確かアケタの店
だったような。確かにそのスネアの音は初めて聴くような
迷いのない音でした。その音に魅せられて、何度もジャズ
ライブハウスに通い渋谷オーケストラや、de-ga-show、
「ね」なんかを聴きにいっていました。
そのうちに少しお話できるようになり、ライブハウスを
後にする時はなぜかいつも握手してくれました。
私のようなひよっこが自分の演奏を聴くために来るのが
不思議だったみたい。そのうち飲み屋に一緒に行く機会
があったり、ライブで突然「みほ、今日は一曲歌え」と
いわれアケタの店で突然歌わされたことも...
そのときの写真がいまもアケタのHPに残されていて、皆
笑顔なのがすごく嬉しかったな。
でも私の足はだんだん古澤さんから遠のいて、いつの間にか
古澤さんは「過去に属する人」になってしまいました。
そして「きっとこのまま会わずにいるだろう」と思って
いました。もうあのドラムを聴けないこと。もう二度と
会えないこと。とても残念だけど、それは私が自分で選んだ
ことのような気がしています。
今でも印象に残っているのは、久しぶりに出会ったときの
「おう、おまえかわいくなったなぁ」という言葉と
さみしそうな優しい笑顔。きっと今頃天国で川端さんや
浅川マキさんと再会しているかな。
そういえば、古澤さんのアルバム「大往生〜もうすぐ
死にまっせ」のなかに「往生なんかしたってよお...」
みたいな台詞が入っていたような。大好きなドラムと
大好きな西荻窪で生きた本当に濃い人生。なんだかずっと
忘れていた記憶がどんどん胸にわいてきました。
いまはただ言葉にできない想いでいっぱいです。
今日会社の帰りに携帯でツイッターなどを眺めていたの
ですが、なぜか思いついてmixiを見にいきました。
最近はほとんどmixiを見ていなかったからそれだけでも
不思議なのに、画面をスクロールしていくと、そこには
古澤さんの訃報に関するつぶやきが...mixiで表示
されるつぶやきなんて2〜3件で、表示されている時間
も限られているはずなのに...
導かれたように知った事実。だからというわけではない
けれど、悲しいというより最初に感じたのは「ああ、
やっぱり会えないまま逝ってしまった」という運命の
ようなもの。
古澤さんと初めて出会ったのはいつだったか。高校生の頃
か大学に入ってからか。友人に「スネアの音がすごい
ドラマーのおじいちゃんがいる」と教えてもらい、ライブ
を見にいったのがきっかけだったかな。確かアケタの店
だったような。確かにそのスネアの音は初めて聴くような
迷いのない音でした。その音に魅せられて、何度もジャズ
ライブハウスに通い渋谷オーケストラや、de-ga-show、
「ね」なんかを聴きにいっていました。
そのうちに少しお話できるようになり、ライブハウスを
後にする時はなぜかいつも握手してくれました。
私のようなひよっこが自分の演奏を聴くために来るのが
不思議だったみたい。そのうち飲み屋に一緒に行く機会
があったり、ライブで突然「みほ、今日は一曲歌え」と
いわれアケタの店で突然歌わされたことも...
そのときの写真がいまもアケタのHPに残されていて、皆
笑顔なのがすごく嬉しかったな。
でも私の足はだんだん古澤さんから遠のいて、いつの間にか
古澤さんは「過去に属する人」になってしまいました。
そして「きっとこのまま会わずにいるだろう」と思って
いました。もうあのドラムを聴けないこと。もう二度と
会えないこと。とても残念だけど、それは私が自分で選んだ
ことのような気がしています。
今でも印象に残っているのは、久しぶりに出会ったときの
「おう、おまえかわいくなったなぁ」という言葉と
さみしそうな優しい笑顔。きっと今頃天国で川端さんや
浅川マキさんと再会しているかな。
そういえば、古澤さんのアルバム「大往生〜もうすぐ
死にまっせ」のなかに「往生なんかしたってよお...」
みたいな台詞が入っていたような。大好きなドラムと
大好きな西荻窪で生きた本当に濃い人生。なんだかずっと
忘れていた記憶がどんどん胸にわいてきました。
いまはただ言葉にできない想いでいっぱいです。
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