合成洗剤を使わない生活を始めてだいぶ経つけれど、最近
続けてよかったなあ、とつくづく思う。
衣類の洗濯は、夏でも洗濯石けんか重曹だけで十分汚れが
落ちると分かった。たまに実家に帰って洗剤を使った
洗濯物の香りを嗅ぐと改めてその違いに驚いてしまう。
今までは全然気付かなかった「洗剤っぽい化学的な香り」。
家の掃除や食器洗い。食器洗いはYに任せきり...だけど
水/クエン酸/EM洗剤の使い分けで、十分汚れは落ちて
いる。確かに合成洗剤と比べると油汚れ等は落ちにくい
けれど、洗剤が残っている食器を使うより、食べ物かすが
くっついた食器を使う方が安心なのでは!?とも思える。
(もちろん残らぬよう努めております...。)
妊娠中や産後の授乳では特に、見えない物質が子どもに
与える影響に付いて気になるところ。動物の赤ちゃんは特に
何の手入れもなしに、そのまま健康に育っていくのだから、
「赤ちゃんにも安心」だからといって色々なものに頼る
よりも、「何もなくて大丈夫」な状態に近づきたい。
マタニティライフの中で特にリセットできたのは「肌」。
アトピー気味だったスネ部分も今ではほぼ完治。冬は乾燥
しがちだった顔もすっかり健康になった。どちらも心がけた
のは「頼る物質を少なくすること」と「水分摂取」。
今まで化粧水、乳液、美容液...と増やせば増やすほどいい
と考えていたけれど、私の場合は減らすことでいい状態に
変化している。近頃はオーガニックコスメやベビー用の
クリーム等々もたくさんあって嬉しいと思う一方、使わずに
済むなら何も使わないで美肌を保てるのが一番良いのでは?
と疑問に思うことがしばしば。
オーガニックじゃないもの
↓
オーガニックなもの
↓
必要なものだけを残していく
↓
最終的には食べ物と水で解決!?
という試みを続けてみたい。特に赤ちゃんは最初から色々
使ってしまうと、「これがないとだめ」になってしまい、
免疫力を低めることにもなりそうなので気をつけなくては。
ただし、女性にとっては「お手入れをしている」という
精神的な影響で癒されることも多々ある。必要なものの
質と量は人それぞれなので、あくまで自分個人としての試み。
身の回りの必要な物を減らして精神的な充足を増やすこと、
は人生のテーマでもあるので。
自分の肌/体の状態を知ること。どこまで減らしてor 増や
して平気なのか?本当に必要な物は何か?樹木の幹に耳を
あてて音を聴き、その健康状態を知るように、ゆっくり時間
をかけて自分の状態に耳を澄ませたい。急いで解決しようと
すると、見えないこと・聴こえないことが多くなるし、
結果的に物質は増えることになってしまいそう。
出産後はまた体質が変化しやすいうえに、自分の時間が
なかなかとれなくなるので、今のうちから免疫力を高め、
肌/体をいい状態に保っておこう。
動物がお肌の手入れやメイクをしていないとはいえ、嗅覚
を研ぎすませることや、食べ物で肌/体のバランスを整える
こと、異性へのセックスアピールなどは常に自然に行って
いる。不要な物は減らしても、香りを楽しむ余裕や異性への
関心から生まれる内面/外見の成長は忘れずにいたい。
↑コスメ類はひとつのものを使い切るのが意外と大変な
ときも...。本当に気に入ったものを見つければ、容器は
増えなくなる。出産入院に向けてお手入れキットを着々
と準備中。
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