先日妊婦のための歯科検診に行って知ったこと。
妊娠中は、ホルモンバランスの崩れ、ホルモンの増加、唾液
が酸性になりがちである、などの理由から歯や歯茎のトラブル
が多いそう。確かに以前と比べて歯茎は腫れやすい気がする。
検診では歯磨き指導やデンタルフロスの正しい使い方も教えて
もらえた。ブラッシングによって歯周病は劇的に改善するらしい。
結果的に虫歯はなかったけれど、磨き過ぎによる知覚過敏の恐れ
と歯茎の腫れを指摘され、さっそく歯磨き方法を見直すことに
した。今までは電動歯ブラシを使っていたけれど、しばらくの間
手動歯ブラシを使ってゆっくり歯と対話しながら磨き、週に一回
歯間ブラシを使うようにしている。
歯と歯の間をじっくり磨くと、血がにじんで少し痛くなることが
ある。衛生指導の方によれば、「歯茎の血を定期的に出すことが
歯周病改善の第一歩。怖がってはいけません。」とのこと。
歯医者さんに行って歯石をとると、痛みと出血で驚いていた。でも
それがとても歯にとっていいことだと知ることができてよかった。
からだつながりでもうひとつ。
最近たまたま見つけた耳鼻科のサイトで「耳の掃除は必要か?」と
いうコラムを見つけた。耳鼻科の先生によれば、 「外耳の皮膚は
蠕動運動により、耳垢を徐々に外へ移動させる。自然排出するので
無理にとると耳垢を押し込むことにもなり、掃除の必要はない。」
そうです。これは赤ちゃんにとっても一緒。
どうしても、というときは耳鼻科へ...。
肌も耳と同様老廃物や雑菌を自然排出しているので、あまり
こまめに洗う必要はない、というのはたぶん本当なのだろう。
洗浄、浄化。ついつい外側から...と考えがちだけど、内側から
が正しい姿。外部からの刺激はほどほどにしよう、と実感。
宇宙の小さなブラックホール、耳。
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