今日は36週目の検診でした。
赤ちゃんの心拍や動きをチェックするNST検査の間も余震が
ありました。ライフラインの確保できているこの場所でも不安
になるのだから、被災地の妊婦さんや乳幼児を抱える母親たちの
不安は計り知れません。亡くなった方のご冥福を祈るとともに
ひとつでも多くの命が助かりますように。
街では停電に備える人たちがスーパーや薬局に押し寄せ、長蛇の列
をなしていました。こんなときこそ、冷静を保ち、最低限必要な
ものが確保できている私たちは、いつも通りの精神状態で暮らす
必要があると思いました。欲しいものがすぐに手に入ることに
慣れていると、ちょっとなくなるだけでも不安を感じてしまうの
かも。
本当に必要としている人に、本当に必要なものが届くよう、
節電同様、食料や日用品でも「少し足りないくらいで満足し、
足りないときは知恵を絞る」ように暮らせれば...。
例えば、おむつ。我が家では普段から布おむつを使っているので
紙おむつの買い占めが起きている状況でもそんなに焦りは
ありませんでした。
例えば、電気。お米は電気がなくても炊けるし、フライパンで
パンケーキも焼けます。ガスが通っていれば特に困ることは
ありません。停電してもヘッドランプ等の山道具がかなり
助けてくれました。
ガスや水道も止まっている被災地の方たちのためにできることは
今のところ、節電やもろもろの節約、寄付くらいしか思いつきません。
ただ、今回のことを教訓にして、こどもたちの未来のためにできること
はたくさんあるはず。
まず母親として学んだことは、母親の心理状況がこどもにどれほど
影響を与えるか。
我が家は夫が自転車通勤なので、地震後すぐに帰宅。停電に向けて
準備し、寝る場所の安全確保・水の確保などを行ってくれました。
そして真っ暗な部屋の中でも、息子を楽しませることを最優先し、
笑顔の絶えない息子に私たち夫婦も本当に癒されました。旦那さん
が帰宅できなかった友人ママのこどもの中には、不安で吐いてしまった
子も何人かいました。きっとママの不安がこどもに影響したのだと
思います。もし私と息子二人だけだったら、きっと息子の不安を
煽ってしまったと思います。たとえ自分が危機的状況に陥ったと
しても、こどもの笑顔を絶やさぬよう、明るさと希望を持つこと、
忘れないようにしようと思いました。
そしてそんなこどもたちの未来について、本気で考えてみること。
今最も懸念しているのは、世界中に衝撃を与えている原発事故。
とあるきっかけで原発や再処理工場について学んでいたことが
あったので、「人間が制御できない可能性が大いにあること」や
「放射性物質がいかに危険なものか」は知っていたので、CMや
広告で原子力について「クリーンでエコで安全」とうたう電力
会社には常に疑問をもっていました。
そして事故の後、「影響はありません」というコメントが主で
事実がなかなか伝わってきません。160km離れた米軍空母でも
放射能汚染されていたことが確認されたにもかかわらず、国内では
放射能対策について政府も東電もノーコメント...ますます大きな
疑問が生まれるばかり。
今回のように多くの人を危険にさらす可能性があると分かって
いながら、数万年も残る放射性廃棄物を出す原発や再処理工場を
国内外に作り続けようとしてきた日本。
事故が起きていない状況でも、被曝していると思われるような
原発内での作業を行っていたのは電力会社の人ではなく、ずっと
下請けのホームレスを含む労働者だそうです。さまざまな問題を
抱える原子力。こどもたちの未来には絶対に残したくないと
思います。
すでに米国やインドでは、今回の事故を受け原発について疑問の
声が上がり、政策の見直しが要求される見通しだそうです。
これでもし日本が脱原発の動きにならなかったら、私たちひとり
ひとりが声をあげ、動きを作り出さなければ。
今まで政府の原子力政策大綱や原発反対の署名等はしてきましたが
これからはもっともっと声をあげて、ひとりでも多くの人に
エネルギーについて考えてもらえるように行動していきたいです。
出産も迫り、ばたばたしてなかなかブログやツイッターもまま
ならない状況ですが、なるべくいろんな情報を知り、その中から
適切な情報を選択し、私も発信していきたいと思います。
こんな記事を書くきっかけになったメールをくれたのは元同僚の
Kさん。彼女は阪神大震災を経験して、地震がトラウマになって
いたので、ものすごくショックを受けていたはず。それでも
妊婦の私を気遣って「何か一緒にできることがあれば行動したい」
とメッセージをくれました。本当にありがとう。お互いこどもに
関わっているので、こどもの笑顔を絶やさぬよう、そんな仲間と
共に何ができるか模索していきたいと思っています。
赤ちゃんの心拍や動きをチェックするNST検査の間も余震が
ありました。ライフラインの確保できているこの場所でも不安
になるのだから、被災地の妊婦さんや乳幼児を抱える母親たちの
不安は計り知れません。亡くなった方のご冥福を祈るとともに
ひとつでも多くの命が助かりますように。
街では停電に備える人たちがスーパーや薬局に押し寄せ、長蛇の列
をなしていました。こんなときこそ、冷静を保ち、最低限必要な
ものが確保できている私たちは、いつも通りの精神状態で暮らす
必要があると思いました。欲しいものがすぐに手に入ることに
慣れていると、ちょっとなくなるだけでも不安を感じてしまうの
かも。
本当に必要としている人に、本当に必要なものが届くよう、
節電同様、食料や日用品でも「少し足りないくらいで満足し、
足りないときは知恵を絞る」ように暮らせれば...。
例えば、おむつ。我が家では普段から布おむつを使っているので
紙おむつの買い占めが起きている状況でもそんなに焦りは
ありませんでした。
例えば、電気。お米は電気がなくても炊けるし、フライパンで
パンケーキも焼けます。ガスが通っていれば特に困ることは
ありません。停電してもヘッドランプ等の山道具がかなり
助けてくれました。
ガスや水道も止まっている被災地の方たちのためにできることは
今のところ、節電やもろもろの節約、寄付くらいしか思いつきません。
ただ、今回のことを教訓にして、こどもたちの未来のためにできること
はたくさんあるはず。
まず母親として学んだことは、母親の心理状況がこどもにどれほど
影響を与えるか。
我が家は夫が自転車通勤なので、地震後すぐに帰宅。停電に向けて
準備し、寝る場所の安全確保・水の確保などを行ってくれました。
そして真っ暗な部屋の中でも、息子を楽しませることを最優先し、
笑顔の絶えない息子に私たち夫婦も本当に癒されました。旦那さん
が帰宅できなかった友人ママのこどもの中には、不安で吐いてしまった
子も何人かいました。きっとママの不安がこどもに影響したのだと
思います。もし私と息子二人だけだったら、きっと息子の不安を
煽ってしまったと思います。たとえ自分が危機的状況に陥ったと
しても、こどもの笑顔を絶やさぬよう、明るさと希望を持つこと、
忘れないようにしようと思いました。
そしてそんなこどもたちの未来について、本気で考えてみること。
今最も懸念しているのは、世界中に衝撃を与えている原発事故。
とあるきっかけで原発や再処理工場について学んでいたことが
あったので、「人間が制御できない可能性が大いにあること」や
「放射性物質がいかに危険なものか」は知っていたので、CMや
広告で原子力について「クリーンでエコで安全」とうたう電力
会社には常に疑問をもっていました。
そして事故の後、「影響はありません」というコメントが主で
事実がなかなか伝わってきません。160km離れた米軍空母でも
放射能汚染されていたことが確認されたにもかかわらず、国内では
放射能対策について政府も東電もノーコメント...ますます大きな
疑問が生まれるばかり。
今回のように多くの人を危険にさらす可能性があると分かって
いながら、数万年も残る放射性廃棄物を出す原発や再処理工場を
国内外に作り続けようとしてきた日本。
事故が起きていない状況でも、被曝していると思われるような
原発内での作業を行っていたのは電力会社の人ではなく、ずっと
下請けのホームレスを含む労働者だそうです。さまざまな問題を
抱える原子力。こどもたちの未来には絶対に残したくないと
思います。
すでに米国やインドでは、今回の事故を受け原発について疑問の
声が上がり、政策の見直しが要求される見通しだそうです。
これでもし日本が脱原発の動きにならなかったら、私たちひとり
ひとりが声をあげ、動きを作り出さなければ。
今まで政府の原子力政策大綱や原発反対の署名等はしてきましたが
これからはもっともっと声をあげて、ひとりでも多くの人に
エネルギーについて考えてもらえるように行動していきたいです。
出産も迫り、ばたばたしてなかなかブログやツイッターもまま
ならない状況ですが、なるべくいろんな情報を知り、その中から
適切な情報を選択し、私も発信していきたいと思います。
こんな記事を書くきっかけになったメールをくれたのは元同僚の
Kさん。彼女は阪神大震災を経験して、地震がトラウマになって
いたので、ものすごくショックを受けていたはず。それでも
妊婦の私を気遣って「何か一緒にできることがあれば行動したい」
とメッセージをくれました。本当にありがとう。お互いこどもに
関わっているので、こどもの笑顔を絶やさぬよう、そんな仲間と
共に何ができるか模索していきたいと思っています。
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