今の家から一番近い海にて。
「海」という字には母が含まれている。
これまでも人間は乱獲・原油流出・廃棄物などで散々
海を汚してきたけれど、今起こっている放射性物質
流出がクローズアップされると、人間がいかに自然を
都合よく犠牲にしてきたか、を痛感します。
海だけが注目されがちですが、雨に含まれる物質は
川や山にも降り注ぎ、影響を与えるはず。
「水に流す」とはよく言ったもので、流れてしまえば
忘れ去られ、自分たちに悪影響を及ぼさないと信じて
いる...海や川に注いだ放射性物質はそのうち薄まる
から大丈夫といわれている...でも本当は流れるからこそ
より多くの人に影響を及ぼすのでは??
「海産物に影響は無い」という情報をテレビで聞く
たびに疑問を感じます。
一方では食物連鎖によって放射能の濃度は凝縮される
という情報も。すべての人にあてはまるわけではない
と思うけれど、食物を通じて人体や遺伝子に影響がある
ことはチェルノブイリの事故が証明しているわけで。
過去の事例についての検証を示さぬまま、安全といい
続ける大きな力に納得がいかない毎日です。
今回の震災で、電気と同様に「水」がいかに重要で
あるかを私たちは実感しました。
人間の体の60%は水であり、水を体に循環させること
で私たちは健康を維持している...
エネルギー問題と同時に、すべては繋がっているという
意識をより強く持たなければ、と田舎暮らしを通じて
ますます感じている次第です。
今日の夕飯は叔母の作ってくれたしめ鯖。
こんな美味しいものを与えてくれる近くの海。
ずっと安心して食べられるといいのにな。
明日からダンボールコンポストをはじめます。
生ゴミも自然との繋がりのひとつ。ゴミの処理にも
エネルギーは使われているから。
コンポストに使う「くん炭」を運ぶ息子。
コンポスト容器となる大きいダンボールを補強。
中に入れるのはピートモス、くん炭、EMボカシ。
うまくいくといいな。
こちらに来てから、私の様子を気にしてブログを見て
くださる回数が増えているようで本当に感謝です。
出産後はブログが更新できないので、ツイッターで
赤ちゃんの様子やら私の心境やらをつぶやくつもりです。
出産の痛みは素直にこわいのですが、予定日まで2週間
をきった状況で遠くへ行く、という「見る前に跳べ」的な
動きができた自分。そしてそれをサポートしてくれた
まわりの人たちに勇気と自信をもらったので、痛みも
乗り切れると思います。
アリガトウがシアワセに繋がって、前にすすむ。
人生この繰り返しだなあ。特にこの数年間は。
最近のコメント