いよいよ予定日まで1週間ちょっとです。
すぐにも産まれそう、という感じではありませんが、昨日
から赤ちゃんが下がってきているような感覚があります。
今日街に出て用事を済ませれば、やりたかったことは全部
終わるのですっきりです。
蝉の声も賑やかになり、週末にはお祭りがあります。
先日夫ともやい工藝で一目惚れした甚平を息子に買いました。
愛知県有松の豆絞りで、昔ながらの板締めで染められた
ものです。
気分はすっかりお侍さん。段ボールで作った剣をもって
お父ちゃんとチャンバラ三昧です。
そして私はずっと欲しかったガラスの作品を我が家に
連れて帰ってきました。
ガラスの再生利用にこだわる沖縄奥原硝子の水差しです。
琉球ガラスは戦後アメリカ軍により持ち込まれたコーラ、
ジュースの空き瓶を利用することで急速な発展を遂げたそうです。
ユニークな形は「ペリカンピッチャー」と名付けられています。
注いでも氷が飛び出ない形。花瓶としても使えます。
岡山県倉敷 小谷栄次さんのガラス。倉敷ガラスの創始者、
小谷真三さんの息子さんです。
我が家では子どもにも陶器・磁器の食器を使っていますが
なぜか一度も割れたことがありません。親が食べている姿を
みて、自然に箸や器の持ち方を器用に真似しています。
家族がそれぞれ自分用の箸や茶碗を使うのは、日本人特有の
文化だそうです。その文化も西洋食器の流入とともに失われ
つつあるとか。
手仕事の食器を使いはじめると、機械で大量生産された
いくらでもコピーできるものが、とても味気なく感じるように
なりました。丈夫で割れないのは確かに便利ですが、本当に
大切にして長く使いたい、とは思えないものばかりです。
愛情を込めて、こどもにのこしたいと思えるものをこれからも
使っていきたいと思います。
今年もクーラーなしの我が家。
風鈴の音や団扇、ガラスの食器で夏を涼やかに過ごしたいです。
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