夏みたいな秋も終わりそう。
金木犀はいつの間にか消えていて
北風が吹いたら、いつの間にか冬になる。
なぜか急に大根と蓮根が食べたくなって
大根とにんじんのお味噌汁と
蓮根
こんにゃく
油揚げ
鶏ひきにく
ごま
かつおぶし
の炒め物を作った。
出汁と味噌とみりんと醤油だけで、からだが喜んだ。
寒くなると、ちゃんと根菜や土の近くで育つものが
食べたくなるようにからだができている。
暑くなれば、太陽に近いところで育つものが食べたくなる。
数千年の間、四季を感じて生きてきた私たちのからだ。
その声に素直に従えばいいと、新しい季節をむかえるたびに
わたしのからだが教えてくれる。
息子は北風とともに風邪をひき、ずうっと眠ってる。
熱も鼻水も咳も。からだはしっかり反応している。
生きているからだもすばらしい。
からだを失った魂もうつくしい。
新しい命を残そうとしている、いろんな命の声がきこえる。
新しい命のために、枯れて落ちる命もある。
ぜんぶぜんぶ、なみだがでる。
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