鹿児島の庭から梅が届きました。
大好きな人が摘んだと思うと、なんだかうれしくなります。
友人・息子に手伝ってもらい、さっそく仕込みました。
半分は、梅シロップに。
梅を洗って、なり口のホシをとり、フォークで穴をあけて
黒糖を入れるだけ。
昨年はてん菜糖も混ぜて作ったのですが、今年はより
コクのありそうな黒糖のみにしました。
3日目にして、こんなにじゅわっとしています。
もう半分は梅干しに。
塩と順番に入れて重しをのせるだけ。
なんとシンプルな保存食なのでしょう。
あとは梅雨明けを待って、ざるの上に干します。
こちらもすでに梅酢があがってきています。
スーパーで買ったらなんとも思わないけれど、自分で
作ると昔の人の知恵に驚かされます。自然の恵みだけで
簡単、便利、おいしいものができること。
食べ物だけじゃなくて、エネルギーや住宅だって自分で
なんとかすることで、見えてくる物がたくさんあるはずです。
鹿児島に行ったからこそ、いただけた恵み。
昨年梅を仕込んだとき、私たちはどんな思いを抱いていた
のかな。何かに集中することで一生懸命悲しみを癒そうと
していた気がします。
今日も麓と新しい命に感謝。
最近のコメント