最近ずっと欲しい...どうしよう...でもやっぱり欲しい、と
悩んでいたもの。それは紫花豆。
毎日の散歩コースの途中にある乾物屋さんがいつも気に
なって、昨日ようやく足を踏み入れた。明治初年創業、
その名も石渡源三郎商店。
悩んだ末手に入れた、紫花豆とは:
インゲン属の中のべにばないんげん。花豆は大きく2種類
あり鮮赤色または白色の大きな花をたくさん咲かせるのが特徴。
赤花の子実は紫の地に黒色の斑が入っていて紫花豆と呼ばれる。
煮豆、甘納
豆の原料。
なんとも鮮やかで立派!
なぜか最近煮豆を作りたい欲が上昇していたのです。
豆は一晩水に浸けて、煮る。多めの水で煮て、沸騰・あく
抜きを3〜4回行ったあと砂糖と塩で味付け。単純だけど
時間がないとできない作業。雨を眺めたり、本を読んだり
して豆がコトコト煮えていくのを待つ。
ほんのり柔らかい甘さ。おかずにもおやつにもよさそう。
鎌倉は観光地で時々居心地の悪さを感じることもある
けれど、住めば住むほどいいなーと思う。ずっと続いて
いるものを大切にする傾向が特に強いからかもしれない。
鎌倉駅の近くにある御成小学校。今時こんなに大きな
樹木と山に囲まれている小学校、首都圏にはあまり無さそう。
正門に掲げられている校名の看板は高浜虚子筆によるもの
だそうです。
豆を水に浸しつつ作った夕飯は...
旬の食材、金目鯛とワカメの煮付け。養殖じゃない魚が
どんどん高価になるのはとても残念。
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